執拗に興味を貪った時間。
四次元都市のように実在さえも疑われ、影を踏むこともできない。
残ったものはヒロイズムへの反発と英雄への憧れという矛盾。
夢の中にだけ現れる真実の断片に取り憑かれ、また時間を貪る。
夢と現実、過去と現在の境界が緩み始めた時、霞んで見える。
そういえば、どこかで見たことのあるような景色。
森は生きている
1st Album『森は生きている』
PCD-18750 ¥2,500(Tax incl.) 2013.8.21 out
10月5日(土)愛知・名古屋KDハポン
出演:森は生きている、シラオカ、スティーブジャクソン
開場:17:30 開演:18:00 前売¥2,500 当日¥3,000 (ドリンク代別)
チケットぴあ P:208-626/ローソン・チケットL:42493/イープラス
10月6日(日)京都メトロ
出演:森は生きている、Homecomings、白い汽笛
開場:17:30 開演:18:00 前売¥2,500 当日¥3,000 (ドリンク代別)
チケットぴあ P:208-476/ローソン・チケット L:59357/イープラス
10月27日(日)東京・渋谷O-nest
出演:森は生きている、Noahlewis' Mahlon Taits、王舟(アコースティックバンド編成)
開場:18:00 開演:19:00 前売¥2,500 当日¥3,000 (ドリンク代別)
チケットぴあ P:208-476/ローソン・チケット L:79923/イープラス
*各公演のチケット予約は希望公演前日までmoriwaikiteiru2011@gmail.comでも受け付けております。お名前・電話番号・希望枚数をメールにてお知らせください。当日、会場受付にて予約(前売り)料金でのご精算/ご入場とさせていただきます。
主催:P-VINE 協力:シブヤテレビジョン/ジェイルハウス 問い合わせ:P-VINE 03-5766-1335
あら、いいじゃないですかー!
王舟
こんな時代に奇跡のオアシスが湧いた。
とめどなくあふれる”新しい”アンサンブルが、
ぼくらの喧騒を冷まし、そっと優しく包み込み、
また夢見ることを教えてくれるだろう。
オオルタイチ
YouTubeを見ていて偶然辿り着いたその映像は「森は生きている-日々の泡沫」とだけ書かれた再生回数50回にも満たない物でした。
これは何なんだ?!曲名なのか?バンド名なのか?そもそもバンドなのか…?
ネットで調べまくりどうやら「森は生きている」と言うバンドだと言う事を突き止め、下北沢のJET SETに彼らのCDRを買いに走ったのが2012年の終わり頃の事だと思う。
それからCDRをどれだけ聞いた事か、そしてその音源をいつもスタジオに持って行き何人のミュージシャンに聞かせた事か…。
ここまで読めばお判りだと思いますが、僕は彼らのファンで有りアルバムの発売をずっと待ち望んでいた1人です。
ファストミュージックばかりが溢れる世界に嫌気がさしている僕にとって
「森は生きている」は最高の音楽です。
後関好宏
(在日ファンク、stim、ホテルニュートーキョー)
彼らの音楽からは穏やかな街並や、手入れの行き届いた庭園や、
土を踏みしめる靴底を感じる。
好きな音楽に対して迷いがない、というのは簡単なようで実はとても難しいことなのだ、ということを彼らに突きつけられた気がしています。
澤部渡
(スカート)
いいなぁと思えるものが駆逐されていく世の中で、
いいなぁと思える自分達の感性をよろこぼう。
素直な6人の若者は今この時代を生きている。
そこで奏でられる音楽を直に聴けて僕らは幸せです。
菅原慎一
(シャムキャッツ)
50年代の旧ソ連アニメを観たのはいつだったか思い出せないが、 強烈な音楽だった。そして2013年に同じ名前の「森は生きている」 と言うグループの音楽を聴いた。ゆったりとうねる、すべての音が生きている。 心地よい回想を促進させる音楽、雨上がりの、昼下がりの縁側で、夢想している自分が 浮かび上がる幻覚を観た。特に「日傘の蔭」という曲で。素晴らしい。
鈴木慶一
同じ西東京を出自としているところから、僕は勝手に彼らにシンパシーを感じていたわけだが、聴こえてくる音楽は、僕が成し得なかったものをことごとく達成しているようで落ち込んだ。
作詞の多くをドラムの方が担当しているところもはっぴいえんどのようで格好いい。
それにしても雨や雲といった言葉が頻出するが、彼らは雨男なのだろうか?だとしたらますますシンパシーを感じてしまうなぁ。
髙城晶平
(cero)
森は生きているの音たちから聴こえてくるのは、
都会の喧騒でも 木々のざわめきでもなく、
純粋な音楽への溢れんばかりの愛とリスペクトだ。
音楽に救われたことがある人たちだから出せる音。
きっと彼らにとって音楽はいつもヒーローなんだ。
田辺玄
(WATER WATER CAMEL)
泡みたいな音楽。ぶくぶくキラキラしていて、でも儚くて。 CITY→COUNTRY→CITYで遊ぶ若者の、素敵な音楽です。
辻凡人
(bonobos/Shleeps)
これからとこれまでのポップス、その音楽の響き、丁寧な感性。
それは前を向いて歩く感じ。
蓮沼執太
泥臭くて粘っこいスワンプ・ロックは70年代半ばに洗練されてAORとなり、そしてその後どこへ行ったのかな?
…と考えていたところに森は生きているの1stアルバムが届きました。
スワンプを源流とするロックの続きは森は生きているでした。必聴です!
本秀康
(イラストレーター/漫画家)
ハメられた。レコーディング直後に会ったときは「珍盤っす珍盤」「世紀の珍盤作っちゃったって感じですよー」なんて言ってたじゃないか。だまされた。名盤じゃないかよ!
矢島和義
(ココナッツディスク吉祥寺店)
栄冠は森に輝く
幽かに酩酊してるような鳴りの中、土臭さと洗練がまじりあってまばゆいです。
豊かな音の素養や気品が感じられますが、優等生的というより、目立たないけど実はおもろく趣味の良いクラスメイトがバンドを組んだら、とんでもなく不思議で美しい音楽を奏でやがったぞこの野郎…!みたいな痛快さ、親しみやすさがあると思います。
これは酒飲んではしゃぎまくり、レコード聞いて感動しまくりの若者たちが西東京で起こした奇跡。
ゆけゆけ森は生きている!
かっせかっせ森は生きている!
ランタンパレード
森の入り口は無限にあるけど、その分出口もたくさんある。 出口を探すのもいいけど、迷い続けることも必要なんじゃないか、って僕は思うんだ。 さっき通った道が違った風に見えることもあるしね。 で、僕はさっきから何周もグルグルと、この森のような音盤の中を巡っています。 んー、終わらないなにかが始まるんだね、きっと、これは。
MC.sirafu
(片想い、ザ・なつやすみバンド、ååうつくしきひかり)
彼らにはタイムマシンもどこでもドアも必要ない。
レコードと楽器で何処へでも行けるし、一緒に連れてってもくれる。
素晴らしいアルバムでした。
こんど福生をドライブしながら聴きたいと思います。
VIDEOTAPEMUSIC
謎の宇宙人たちが地球に降り立ち、
偶然どっかのレコ屋で過去50年くらいのロックやポップスを色々聴いて、
みんなで「うおー!」と感動して楽器を手にして歌ったら、
こんな音楽になりました、という妄想が私の頭に浮かんだ次第です。
青山陽一
一曲目をかけた途端「え?」、二曲目で無言になってしまい、三曲目に入ったあたりで確信に変りました。これは本当の名盤。ナイーヴなメロディや詞の世界、クオリティの高い音のみならず、その下にある、まっすぐで濁りの無い彼らの志が小川のように静かに流れていく、胸を打たれるアルバム。森は生きている、素晴らしいです。
阿部広野
(ノアルイズマーロンタイツ/ノアルイズレコード店主)